誕生日イラスト挿絵+誕生花挿絵
8月分
福娘さんのページでは上半身、全身、塗り絵ダウンロードサービスが
あります^^
ぜひどうぞ
366日の誕生花ページ
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誕生日占いページ
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8月1日の誕生花は「朝顔」です。
ヒルガオ科サツマイモ属
原産地は熱帯アジア、ヒマラヤ
日本でないのが意外でした。
日本への渡来は奈良時代末期、
遣唐使が種を薬として持ち帰ったのが最初だそうです。
古く、万葉集にも「朝顔」の記述がありますが
そちらは木槿(ムクゲ)や
桔梗(キキョウ)を指したものであるようです。
種子の部分に下剤や利尿作用があり、
平安時代までは薬用として栽培されていました。
ただし毒性も強く、素人が安易に服用するのは危険です。
毒症状は嘔吐、下痢、腹痛、血圧低下。
朝顔が日本で流行したのは江戸時代からです。
朝顔ブームで品種改良が進み、
珍しい種は高価で取引されたようです。
中国では「牽牛(ケンギュウ)」とも呼ばれています。
朝顔の種が薬として非常に高価で、
贈答品として贈られたときに
牛を引いてお礼に行ったことからこの名がついたとか。
江戸時代には、この名と、七夕の頃に咲くことから
彦星織姫の花として、
とても縁起の良い花とされたそうです。
天秤で朝顔を売り歩く、
朝顔売りなどもいたようで
風流です。
入谷朝顔市が始まったのは明治時代からです。
また実は朝顔は、
夏の季語ではなく秋の季語とされています。
不思議です。
「朝顔に つるべ取られて もらひ水」 加賀千代女
有名です。
花言葉は
「はかない恋」「明日もさわやかに」
「愛情」「固い絆」「愛の絆」
「あなたに絡みつく」
さわやかな朝顔のイメージにそぐわない
花言葉です^^;
あ、でも私も娘たちに
からみつかれています☆
福娘童話集様の8月1日の誕生日占いのページです


8月2日の誕生花は「鋸草(ノコギリソウ)」です。
キク科ノコギリソウ属。
別名
「羽衣草」
「ヤロウ」
「アキレス」
英名「ミルフォイル」
千の葉という意味です。
原産地は日本、中国、朝鮮半島、ロシア、北アメリカ
ハーブとして有名で
歯痛、偏頭痛、利尿作用、発汗効果、
吐血、風邪、スキンケア効果、
女性の月経痛、生理不順、
月経時の憂鬱にも効きます。
そのため「血の草」「止血草」とも呼ばれています。
(妊娠中の使用はお控えください)
学名は「アキレア」ですが、それは
ギリシャ神話で、トロイア戦争の時に
勇者アキレスがケンタウロスから、
鋸草の薬効を聞き
傷薬を作って自軍に与えたという、
話しに由来します。
花言葉は
「戦い」「勇敢」
「治癒」「恋の戦い」
福娘童話集様の8月2日の誕生日占いのページです
http://hukumusume.com/sakura/uranai/birthday/08/02.html

8月3日の誕生花は「松葉牡丹」です。
スベリヒユ科
原産地は南アメリカ、ブラジル、アルゼンチンです。
別名は「不亡草(ホロビンソウ)」
毎年種がこぼれて、新たな花が咲くことから。
世話がほとんどいらないくらい丈夫です。
「爪切リ草(ツメキリソウ)」
「摘みきり草」
茎を切って土にさしておくと、
根が出て簡単に
増やすことができるためです。
「日照り草」
炎天下でもよく花を咲かせるため。
英名は「ローズモス」
花が薔薇(ローズ)、
葉がコケ(モス)に似ていることから。
花言葉は
「無邪気」「可憐」「温和」
「忍耐」「心の扉」
福娘童話集様の8月3日の誕生日占いのページです

燃える炎の群れのように見えて素敵です。
直訳しています。


別名日輪草、日車草、
向日葵を音読みした「ヒョウガアオイ」と
呼ばれることもあります。
向日葵は夏の季語です。
向日葵の語源は、
太陽の方を花が向く日まわりから。
種は食用や、ひまわり油の材料になります。
原産地は北アメリカ紀元前から
インディアンの食用作物として大切にされていました。
古代インカ帝国では「太陽の花」と呼ばれ、
太陽信仰と結びつき崇拝されていました。
神殿の巫女たちは、
向日葵の花をかたどった、
黄金の冠をしていたそうです。
19世紀、コロンブスによりアメリカ大陸が発見され、
向日葵の花はスペインに持ち込まれ、
やがて世界に広まりました。
ロシアの国花です。
(向日葵生産の先進国のため)
セシウムを吸収する力があるとされて、
原発事故の後、
植えられたりしたのですが
そのような効果は認められていないそうです。
ただ、荒れた地に咲きほこる向日葵は、
とても美しく希望を感じられます。
花言葉は「私の目はあなただけを見つめる」
「憧れ」「熱愛」「情熱」
福娘童話集様の8月5日の誕生日占いのページです
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8月6日の誕生花は「百日草、ジニア」です。
キク科ヒャクニチソウ属
原産地はメキシコです。
日本には1862年ごろ(幕末)渡来しました。
初夏から晩秋にかけて、
長く咲くことから百日草と名前が付きました。
別名「浦島草」「長久草(チョウキュウソウ)」
同じく花の寿命が長いことからです。
英名では「Youth―and―old―age(老いと若さ)」
ともいいますがそれも同じように、
時間がたっても若々しい色合いだからだそうです。
日本では、花色が長く持つことから、
仏花としても使われています。
ブラジルでは、幸福を招く花、魔除けの花とされ
カーニバルにかかせない花になっています。
花言葉は
「不在の友を思う」「注意を怠るな」
「あなたの不在を悲しむ」
「別れた友への思い」
「いつまでも変わらぬ心」「遠い友を思う」
福娘童話集様の8月6日の誕生日占いのページです
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8月7日の誕生花は「布袋葵(ホテイアオイ)」です。
ミズアオイ科ホテイアオイ属
原産地は南アメリカ。
水に浮かぶ青い花と、
丸みをおびてツヤツヤした葉は、
涼しげでとても美しいです。
別名ウォーターヒヤシンス、青い悪魔
日本には明治時代に観賞用に持ち込まれました。
それ以後、本州以南で自生し繁殖しています。
冬にはすべて枯れるのですが、
少しでも株が残っていると
次の年に大繁殖。
水面を覆いつくすこともあり、船の行き来の妨げや、
漁業への悪影響、水の流れを滞らせたりします。
その繁殖力は、
世界中で問題になっていてそういうことから
「青い悪魔」との
別名が付いています。
カバなどの餌になるそうですが、布袋葵がはびこる所に、
カバを放って食べてもらうわけにもいきませんものね^^;。
それにカバは案外どう猛なので、
布袋葵よりもはるかに危険です。
世界中の野生動物による死者数で一番多いのはカバで、
アフリカでは毎年2900人がカバに殺されています。
ワニやライオンよりも危ないのです><
カバうんちくのほうが筆が進みそうです。
花のうんちくが終ったら
動物うんちくを始めようかなあ^0^
花言葉は
「恋の楽しみ」「恋の悲しみ」
「揺れる心」
福娘童話集様の8月7日の誕生日占いのページです
http://hukumusume.com/sakura/uranai/birthday/08/07.html

8月8日の誕生花は「クレオメ、風蝶草(フウチョウソウ)」です。
フウチョウソウ科クレオメ(フウチョウソウ)属
原産地は熱帯アメリカです。
日本にはヨーロッパ経由で明治の初めごろ渡来しました。
別名「酔蝶花(スイチョウカ)」、クレオメ花
日本では花を蝶に例えていますが
英名では、長い茎や葉を、蜘蛛に例えて
「スパイダーフラワー(蜘蛛の花)」といいます。
花言葉は
「秘密のひととき」「あなたの姿に酔う」
「幸福」「舞姫」
「思ったより悪くない」「小さな愛」
「あなたの魅力を心に刻む」
福娘童話集様の8月8日の誕生日占いのページです
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8月9日の誕生花は「煙草の花」です。
ナス科タバコ属。
葉が煙草の原料で、強いニコチンを含みます。
紀元前3000~5000年頃から、
アンデス山脈周辺で栽培されていました。
煙草の語源はスペイン語やポルトガル語の
「Tabaco(古いアラビア語では薬草の一種をさして
煙草と呼んでいました)」です。
ちなみに中国語では「香煙」です。
日本には、安土桃山時代に渡来しました。
日本各地に煙草の栽培農家が信仰する
「煙草神社」というものがあることを
今回知りました。
花言葉は
「あなたがいれば寂しくない」「秘密の恋」
「ふれあい」「援助」
「保護」「私は孤独が好き」
「信頼」
福娘童話集様の8月9日の誕生日占いのページです
http://hukumusume.com/sakura/uranai/birthday/08/09.html


8月10日の誕生花は「合歓の木(ネムノキ)」です。
マメ科ネムノキ亜科ネムノキ(アルビジア)属
夜に葉がゆっくり閉じるために、
それが眠るように見えるために、
眠る木→ねむの木になりました。
漢字の合歓の木は、中国でネムの木が、
夫婦円満の象徴となっているためです。
原産地は日本、南アジア
別名、ネム、ネブ
眠りの木、眠た木、眠り子
夜合、ねんねの木、日暮の木
英名「シルクフラワー」
「パラソルツリー」
また漢方としては
不眠解消、精神安定の効果があると言われ
樹皮には、害虫駆除効果、鎮痛薬、打撲、利尿
腫物などに効くとされています。
花の香りは水蜜桃のように甘い香りだそうです。
地方によっては七夕の日に、ネムの枝と大豆の葉を川に流し、
邪鬼を払う「ネム流し」という行事があります。
皇后陛下の作詞された
「ねむのきの子守唄」は有名です。
花言葉は「夢想」「安らぎ」
「歓喜」「繊細」
「胸のときめき」「創造力」
福娘童話集様の8月10日の誕生日占いのページです
http://hukumusume.com/sakura/uranai/birthday/08/10.html
イラストACさん投稿のねむの木です^^


8月11日の誕生花は「縷紅草(ルコウソウ)」です。
ヒルガオ科ルコウソウ属
熱帯アメリカ原産で、日本には江戸時代に渡来しました。
別名カボチャ朝顔
英名「スターグローリー」
輝く星のような花がとても愛らしいです。
花言葉は
「常に愛らしい」「おせっかい」
「世話好き」「元気」
「私は忙しい」
福娘童話集様の8月11日の誕生日ページです
http://hukumusume.com/sakura/uranai/birthday/08/11.html
この子はおまじないのキャラ、アンです^^


元と書いてあるのですが
と思ったら、案の定、
他調べでその語源はデマだと出ていました++
そんな女神さまはいないそうです。
また嘘か本当か、
エジプトでは美しい女神のことを
通称でヒビスと呼ぶとか呼ばないとか
あいまいな説もありました☆
原産地は東南アジア、インド洋、
太平洋の島々
ハワイに持ち込まれてから有名になりました。
ハワイの州花で、
なかなかしおれないことから
花の首飾り(レイ)に使われています。
募集中の人は右耳に飾るのが流儀のようです。
スーダン、マレーシア、ハイチの国花です。
ネパールでは聖なる花とされています。
ハイビスカスティーは
むくみ、のどの炎症、二日酔い、
かのクレオパトラも好んで飲んだとか
沖縄南部では「アカバナー」と呼ばれ、
死者の死後の幸せを祈って
墓地に植える習慣が
あるそうです。
沖縄のお墓はとても大きなものですが
子宮をかたどっていると聞いたことがあります。
子宮から生まれ
子宮に還っていく
深いです。
琉球木槿(リュウキュウムクゲ)とも
呼ばれています。
花言葉は「あなたを信じます」「新しい恋」
「勇敢」「勇気ある行動」
(こんな風に褒められたら微妙・・・)

つけられた名前だそうです。
とても不思議な形の、そして美しい花です
世田谷区の花なのですが
不思議な逸話が残っています。
昔、世田谷の城主だった殿には、
お気に入りの側室常盤姫がいたのですが、
他の側室にねたまれてしまいます。
殿の子を身ごもった姫ですが、
側室たちに、他の男の子供と噂を流され、
嫉妬の炎に焼かれた殿は
短絡的に常盤姫を追放してしまいます。
かわいがっていた白鷺に
父への身の潔白と別れの手紙をたくします。
その白鷺を射落としてしまう。
鷺の足に結ばれた姫の手紙。
殿は後悔の涙にくれたといいます。
馬鹿な男です。
美しい鷺草が咲くようになったという伝説です。
「無垢」「芯の強さ」
「夢でもあなたを思う」「神秘的な愛」


大変毒性が強いそうです。
すべてに毒があります。
夾竹桃を燃やした煙、
1年は毒性が残るようです。
野外活動でバーベキューを焼く焚き木に使って、
煙で死亡した例もあるとか。
一説には青酸カリよりも
毒性が強いと言われています。
実際に薬の代わりにカプセルの中に
夾竹桃の樹皮の粉を入れた
殺人事件もあったとか
ただ身近に咲く夾竹桃で
葉はかなり苦く、
間違って口に入れても、
すぐに吐き出すほどだとか。
こんな毒性の強い花ですが、
それを食用にする虫もいるようです^^;
虫恐るべし・・・><
大気汚染などに強い花で、
高速道路の分離帯などに多く植えられています
また広島では、原爆を落とされた後、
75年は草木1本生えないと言われた焦土に、
いち早く咲いた花として、
希望と復興のシンボルとして
広島市の花になっています。
夾竹桃の名前のいわれは
中国で花が桃、
葉が竹に似ているということで
つけられたそうです。
大地の神の娘は、
植物の神を好きになり、
結婚したいと願うものの植物の神は
「そなたの頬は白すぎるではないか。
私は夾竹桃の花のように
桃色の頬の娘がいい」と言い
娘は毎日、夾竹桃の花を
頬に塗り付けそのかいがあって
見事な桃色の頬になり、植物の神に嫁げたとか
でも・・ちょっと待って・・
夾竹桃、
猛毒があるんじゃ・・
そんなの毎日塗ったら
かぶれるどころで済まないんじゃ?
かなり眉唾な伝説ですが
あくまで伝説ということです。
神様だから大丈夫だったのかもしれません。
けして真似しませんように。
きっとかぶれます。
「危険な愛」「用心」
「油断大敵」「危険」
「心の平和」「親友を大切に」


アオイ科トロロアオイ属
原産地はアフリカ北東部です。
オクラで調べると美味しそうなネタが多いです。
オクラの辛子マヨネーズ和え
オクラのネバトロ丼
オクラのチーズ蒸し・・・ハアハア(*´Д`)
オクラには
コレステロールを低下させたり、
便秘、下痢などに効く、整腸作用があります。
紀元前からエジプトで食されていました。
西アフリカから
アメリカに連れてこられた奴隷から
伝わったそうです。
日本には幕末入ってきたものの
当初はねばねばが気持ち悪がられたようで、
普通に食されるようになったのは
明治初期のようです。
納豆もねばねばなのですが・・。
オクラは日本語だと思っていたら
英語でした。
日本では当初、
アオイ科のネリに似ていることから
アメリカネリ、
陸蓮根(切った形から?)
などと呼ばれていたそうですが、
今はオクラが定着しています。
オクラの花言葉
「恋の病」「恋によって身が細る」


この子はおまじないのジュリエットです^^

8月17日の誕生花「ダツラ、ダチュラ(朝鮮朝顔)」うんちく
ナス科ダチュラ属
原産地はインド、熱帯アメリカ、熱帯アジア
(怖い記述もあるので注意です)
別名 曼荼羅華 朝鮮朝顔
俗称が多くて
キチガ○ナス エンジェルズトランペット
魔王 地獄への落とし穴
悪魔のトランペット・・・
(本間ですかいなな、黒い俗称オンパレードです)
このダツラ猛毒があるのです。
飲んで即死亡するような毒ではないのですが、
どんな麻薬よりも強いという、
錯乱作用、妄想、幻覚、幻聴、幻視、
記憶障害、記憶退行、意識喪失、悪夢、
興奮、錯乱、記憶喪失などの作用があるらしいのです。
誤飲、または麻薬として使用して、
窓から飛び降りたり、嘘か本当か、
自分の体を切り刻んでしまった事件もあったようです><
(小説のハンニバルのようです)
麻酔や自白剤として使われていた過去があるようです。
インドではダツラを使って
相手を酩酊状態にして強盗をはたらく
「ダツレアス」という強盗団が
暗躍したこともあるそうです。
誕生花の説明とは思えないダークな内容です^^;
けして興味本位で食べたり飲んだりしないように_(._.)_
華岡青洲が開発した麻酔薬も、このダツラから作られています。
でもその妻は副作用で失明しています
この麻酔で日本初の乳癌の手術が成功しました。
香りはじゃ香に似たうっとりした匂いだそうです。
北アメリカ先住民に伝わる伝説
神々の会議を偶然盗み見てしまった
少年と少女が、
人々にその内容を話してしまう。
怒った神々は2人をダツラに変えてしまう。
それ以後その花を食べた人は
自分の秘密をベラベラ話してしまうようになったそうです。
またヨーロッパでは、魔女のサバトで
香炉でダツラを燃やし、その煙を浴びて幻覚にふけったそうです。
とある宗教集団の洗脳にも使われたと言われています><。
ダツラは、とても美しい花です。
悪事に使う人間が悪いのです。
花言葉
「愛嬌」「偽りの魅力」
「夢の中」「あなたを酔わせる」
「はかない夢」「遠くから私を思って」
福娘童話集様の8月17日の誕生日占いのページです
http://hukumusume.com/sakura/uranai/birthday/08/17.html

日本に渡来したのは江戸時代のようです。
万年青(おもと)に似ていて
(別の種類です)
葉の裏が紫なのでこの名前がついたとか。
紫の色が美しいと
愛好家の方もおられるようです。
小さな花が葉の付け根に咲きます。
花言葉は「旅行」「航海」「不同」

ヨーロッパに持ち帰った植物の1つだそうです
(他は向日葵、マリゴールド、煙草)
堅実の反対の生き方に憧れます。
永遠に絵を描いていたいです。

(クロトンノキ、ヘンヨウボク)属

トケイソウ科トケイソウ属
時計草名前の通り、
時計にしか見えない不思議な形の花です。
原産地は南アメリカ、中央アメリカ
英名は「パッションフラワー(受難の花)」
時計の針のようなめしべを
はりつけにされたキリスト、
放射線に広がる部分を
後光にたとえたそうです。
また花全体で十字架や、
茨の冠にも見立てられているとか。
かって、アッシジの
聖フランチェスコが見たという、
十字架の花 。
16世紀中南米に
派遣されたスペインの宣教師らが、
その地で見つけた時計草を、
かの聖フランチェスコの語った
十字架の花と信じ、
布教の手助けにしたといいます。
鎮静、鎮痛の効能があるそうですが、
麻薬のような成分もあるので
素人が使うには要注意です。
実がなるのですが、
味は「苦い」「不思議な味」
「食べられないこともない」と諸説あり。
「聖なる愛」「宗教的情熱」
「恋の激しい苦しみ」
福娘童話集様の8月21日の誕生日占いのページです

ヒガンバナ科(ユリ科とも)
アガパンサス亜科
アガパンサス属
アガパンサスはギリシャ語の
(Agapaアガぺ)愛らしい、
と(Anthosアンサス)花、
が組み合わさった言葉で
愛の花という意味だそうです。
君子蘭に葉の形が
似ていることから付けられたのですが、
全然違う種類なので
今ではほとんど使われていないようです。
原産地は南アフリカです。
土手などに植えると、
土砂の流失をふせぐとか。
「恋の便り」「恋の季節」
「憂い」「優しい気持ち」

うつろげに咲くこの花にピッタリな気がします。

花の香りが花魁の白粉のにおいと似ていたからとか、
華やかな雰囲気が花魁のイメージだからとか、
花魁の髷の形に似ているからとか、
炎という意味があるとか。
鮮やかに咲きほこるさまが、
炎のように見えたのでしょうか?
今回の女の子はおまじないの
カエルがモデルですが
彼女も炎のイメージで描いています。


秘奥義と言うのが出てきてドキリ(///∇//)
見てみたら(個人的趣味ではないですよ、けして)
なんのことはない戦いの技の奥義でした。


ウリ科
原産地は西アジア、インドです。
日本には江戸時代に渡来しました。
もっと昔から日本にあった
中国では糸瓜と呼ばれ、
日本に入ってきた時に、
イトウリ→間のトの字が、
いろはにほへとちりぬるを~のへと、
ちの間にあることから、
へと、ちの、
間とかけてへちまと名づけられたとか。
文字遊びが好きだったというのは
聞いたことがありますが
しちめんどくさい改名な気がしてしまいます。
若い実は食べられるようです。
クックパッドでもたくさんの料理法が
紹介されています。
日本では主に南九州や、沖縄で食されています。
苦みのあるものは
食中毒を起こす恐れがあるので
食べないほうがいいそうです。
低カロリーで、痰やむくみ、頭痛などに効き、
利尿作用もあるそうです。
ヘチマ水は大奥にも献上されていたそうです。
ぶらぶらしている人のことを
「へちま」とたとえることもあるとか。
こんなに栄養もあってヘチマ水や、
たわしで役に立つのに
失礼な話です。
実はヘチマ水を蓄えている準備期間と
言う場合もあるのかも。
3年寝太郎の例もありますし^^;

芙蓉の顔(ふようのかんばせ)と
言います。
また中国の玄宗皇帝の寵姫、
楊貴妃の美しさを芙蓉の花にたとえたりもします。
原産地は日本、韓国、中国です。
蓮の花を水芙蓉、
日本でいう芙蓉を、
木芙蓉と使い分けたりしているようです。
「心変わり」「幸せの再来」
「富貴」「妖艶」
「育つほど美しい」


8月28日の誕生花は「桔梗」です。
キキョウ科
原産地は日本全土、中国、朝鮮半島、東シベリアです。
根は生薬になり、去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、
解熱、消炎作用があります。
英名は蕾の丸いふくらみから「バルーンフラワー」です。
自然に咲いていた花で、
文学の中にも
よく顔を出す花だからかもしれません。
竜胆や桔梗の花たちは、
生まれる前の世から顔見知りだった気がします。
葛、藤袴、女郎花の7種です
食べることはなく、
秋の野に咲いた花を楽しみ、
俳句に読んだりする、
風習によるもののようです。
縁起がいいと家紋などに多く使われています。
桔梗印と呼ばれています。
神仏に捧げて吉凶を
占ったともいわれています。
女性の物語があり
戦時中は
願掛けに桔梗の花を庭に植えた
ということもあったとか。
犬夜叉の桔梗を思い出します。


8月29日の誕生花は「鶏頭(ケイトウ)」です。
ヒユ科ケイトウ属
この名前が付いたようです。
英名も
花からとさかを連想するのは
万国共通(?)なのかもしれません。
毛糸の花だと思っていて、
この花からも、毛糸がとれるものだと
思っていました^^;
意外にも古くから日本にある花なのです。
日本でも古くは食用に栽培されていたそうです。
食べられるイメージは全然ないのですが
どんな味なのでしょうか?
印象が強いです。
子供時代の夏の思い出です。
「おしゃれ」

カヤツリグサ科カヤツリグサ属
なじみの深い草です。
花は風媒花
(花粉媒介を風に頼る花、
目立たないものが多い)
だそうです。
蚊帳を見立てて遊んだことから
この名が付いたそうです。
升草(ますぐさ)蜻蛉草(とんぼぐさ)
花言葉は「伝統」「歴史」

シソ科アキギリ(サルビア)属
原産地はブラジルです。
「Salvaleサルヴァーレ(救い)」
から変化して
「Salve(健康)」「Salveo(回復)」
サルヴィアとなったようです。
救いの草と呼ばれていました
シソ科の仲間で、西洋では、
サルビアも入れた大きなくくりでセージと呼びます
というそうですが、
今ではあまり使われていません。