親父猫とうさぎアザラシシリーズ

親父猫とうさぎアザラシ10ハッピーハッピーバレンタイン♡

 

「親父猫さん、はい」

仕事から帰ってきた親父猫に、大きなハート型チョコを差し出す。

「今日は仕事を休んで作ったんです。あ、親父猫さんの大好きな和菓子も作ったんですよ」

全てが見事なハート形をしている。

 

「・・・」

「あっ!オス同士で気持ち悪がらないで下さいね!ほら、今流行りの友チョコですよ!」

 

ただの友にこんな大きなハート型手作りチョコを贈るのか自分でも疑問に思いつつ、苦しい言い訳をする。

 

「親父猫さん?」

 

通勤鞄をがさごそいじっていた親父猫が差し出したものは・・・。

「俺もやる」

「お・・親父猫さん!」

小さなハートチョコ。

 

うさぎアザラシの目がうるむ。

「一生大切にします!」

「いや、食え。腐るぞ。来年もまた買ってやるから」

 

「!!!(それはもしかして、一生一緒に居ようと言うプロポーズ!?)」うさぎアザラシの心の耳にウェディングマーチが流れる。

 

「自分で食おうと思って買ったんだが、お前のそんな大きなチョコを食ったら胸やけがするからやる」

言い訳をするように言う。

 

「そ・・そうですか・・」

力なく笑ううさぎアザラシ

 

「でも友チョコでもやりたいと思うのはお前だけだ」

うさぎアザラシにもらったチョコと和菓子を持ってスタスタ奥へ入って行く親父猫。

 

言葉をぼんやり反復していたうさぎアザラシがハッとする。

「それって・・」

 

 

その直後乱入してきたおばちゃん猫とピンキーとタイガーに、2匹の甘苦い時間は途切れたけれど・・

 

うさぎアザラシの胸に甘い甘い余韻を広げていく

カーペットにこぼれたチョコレートドリンクのように・・

 

 

チョコレート

 

やるからずっと

 

傍にいろ

 

明日も明後日も

 

そのまた次も

 

 

by親父猫

 

 

 

 

 

 

 

親父猫とうさぎアザラシ9真昼のジェラシー

 

「今日は親父猫さん日曜出勤だからお弁当を届けてあげようか、おばちゃん」

「にゃん」

 

2人と1匹が住む長屋から電車で30分ほどの所に、

親父猫が雇われ管理人をしている釣り堀がある

 

今はシーズンオフでひまらしい。

 

「よっ、お弁当を持ってきてくれたのか?」

「にゃん」

「はい。一緒に食べようと思って多めに作ってきました」

 

ハロウィンの時、ヒラヒラのドレスを着せられうさぎ耳を付けた親父猫にときめいてから早2週間。

 

(あれは気の迷いですよね。まさか僕に限ってオス同士で恋心を持つなんて)

 

 

その時ふいに管理人小屋の陰から「グルル」

虎がうなり声をあげて現れる。

 

「タイガー、お前も食うか?」

「がう」

 

「お・・親父猫さん!どうしてここにタイガーさんがいるんですか?!」

うさぎアザラシの胸がざわざわしてくる。

 

「最近仕事を手伝いに来てる」

「でも!前は喰われるかもしれないって逃げてたのに!」

 

「仕事中は絶対手を出さないって約束させてる」

「がう」

「でも・・」

「いいから食おうぜ。

今日は客が来なくて暇だったんだ。

暖かいから外で食べよう」

 

「がううう(親父猫はん、おはぎでっせ)」

「お!タイガーの手作りか?美味そう」

 

「親父猫さん!

秋鮭とお芋の黒酢あんかけとひじきと納豆の卵焼き、豚肉の生姜焼きに家で漬けたぬか漬けです」

「美味しそうだな~」

 

お箸をガサガサ開ける親父猫の背後では、うさぎアザラシとタイガーの視線がバリバリ火花を散らしているのだった。

 

 

秋の終わり

 

弁当ひろげ

 

遠足気分

 

異常気象か

 

背中が熱い

 

by親父猫

 

サイト奥の間・ハロウイン祭用

 

 

「あ、失敗しました」うさぎアザラシが叫ぶ。
妖力でハロウィン祭用に西洋妖怪を呼んでパーティをするつもりが。
ゾロゾロ出てきたのはどう見ても日本妖怪。

「ツヅラから出そうとしたのがまずかったんじゃないか?」

「和製ハロウィンで良しとしましょうか」
「俺はいいけど、パーティに来るピンキーが怒りそうだな」

「ああ・・。兄さんはドラキュラ伯爵や狼男に萌えたかったみたいだから・・」ため息
「でもピンキーの仮装を見たらドラキュラも狼男も裸足で逃げ出しそうだな」

「もっともです」
「さっ、パーティのお菓子を食おう」




うさぎアザラシ

妖怪出して

ピンキー来て

妖怪逃げる

お祭りの後は寂しいな(かなり字余り)

親父猫とうさぎアザラシ8うさぎアザラシの恋の歯車はまわりだす?!

 

「これ、おみやげ!^0^」

突然訪ねてきた、親父猫の元奥さんおばちゃん猫と、うさぎアザラシの兄ピンキー、そしてタイガー。

 

とっさに逃げようとしたうさぎアザラシは足をはらわれ畳に倒れこむ。

「おばちゃん猫!着替えさせるわよ!」

「ぎゃ~!」

2人に無理やり黒い服を着せられる。

 

「かわいいやん、うさぎアザラシはん^^さすがピンキーはんの弟やはー!」

うさぎアザラシの胸がひそかに痛む。

 

兄と比べられ続けた過去が針のようにうさぎアザラシの心をさす。

 

・・ため息。

「この格好はなんですか?」

「あら、ハロウィンの仮装のゴスロリドレスよ。親父猫さんとおばちゃんとお揃いで作ったんだ^^」

 

はあああああ

 

大きなため息のうさぎアザラシ。

「親父猫さんだってこんな服嫌がりますよ」

 

「あら、お団子お土産に持ってきたらあっさり着てくれたわよ。親父猫さんの分はタイガーちゃんが愛を込めて作ったのよね」

「ガウ!」

 

「さ、写メ撮らなあかん」さかさか用意するおばちゃん猫

 

そこへ、

 

「ビラビラして歩きにくいぞ」

どたばた

 

親父猫

 

おばちゃん猫の作ってくれた大きなミタラシ団子を大切そうに抱えて。

「スカートが長すぎる」

うさぎの付け耳がふわり揺れる。

 

服を脱ごうとしていたうさぎアザラシが振り返る。

ドキッ

息が一瞬止まる。

 

 

「きゃ~~~~!やっぱり、かわいいん~~~」ピンキーの甲高い声。

 

パシャパシャ!

夢中で携帯で連写するおばちゃん猫

 

「がうううう!」

鼻息荒いタイガー

(産ませたいっす!)・・・どうやって?

 

 

「ほら、うさぎアザラシ、うさぎに見えるか?」ニッコリ

頭の上のうさぎ耳をふわふわさせながら

 

「・・・・」

時が止まったままのうさぎアザラシ

 

 

偽物の

 

うさぎ耳揺れ

 

ふわふわと

 

ゴスロリドレス

 

団子がうまい

 

by親父猫

 

 

 

今までは

 

気の合う友で

 

オス同士

 

どうして胸が

 

せつなく苦し?

 

byうさぎアザラシ

 

2匹の思い出は甘く痛く

 

「昔はかわいかったんだ・・」

タイガーちゃんにプレゼントされた虎ぱんつをはいた親父猫が語る。

 

釣り部の大会で、ライバル中学のマネージャーだった、1つ上のおばちゃん猫・・。

一目ぼれだった。

 

おばちゃん猫の通う中学の門の前を毎日のように徘徊して・・。

 

「あんたうちに何か用なん?」

ある日いきなり声をかけられた。

「あ・・」

 

「何やねん。男やったらハッキリゆい」

「あの・・あの・・!・・やっぱりいいです!」

 

逃げようとした親父猫に

「あほ。うちに一目ぼれしたんやろ?うちもあんたに一目ぼれや。」

「ええっ?!」

 

それから毎日待ち合わせして、家まで10分の道のりを30分でも1時間でも長く一緒にいたくてゆっくりゆっくり歩いて・・・。

 

思えばあのころが親父猫の人生のハイライトだったと思う。

 

女子高に行ったおばちゃん猫はどんどんおばちゃん化していった。

オロオロしている間に結婚して。

 

子供が出来なかったから、おばちゃん猫も寂しかったのだろう。

韓流にはまったり、関ジャニにはまったり、BL雑誌にはまったり・・・。

 

あげくに大きな虎を拾ってきた時に、別れを意識しだしたのだった。

 

 

 

「おばちゃん猫、優しいからいいじゃないですか」

と、うさぎアザラシらしくなくごろんと横になって相棒が嘆く。

 

「僕なんて兄ちゃんのおかげでひどい目にばかり合ってきましたよ」

 

兄ちゃんが強烈すぎて、学校では「ピンキーの弟」としか呼ばれなかった。

お姉キャラなのに女の子にモテモテで、好きになった女の子はみんな兄ちゃんの方へ行ってしまう。

 

父も母も祖母も、手のかかる兄ちゃんにばかりかまけていた。

 

あげくのはてに、あの夏、昼寝中に毛剃りをされたのが兄弟の間に大きな溝を作った。

 

「ぎゃ~~~~」

「その方が素敵よ^^うさぎアイドルになれるわよ」

「こんなこんなチャラけた姿、僕じゃない!」

わなわな

「兄ちゃんなんか、兄ちゃんなんか、大っ嫌いだ!いなくなっちゃえ!」

 

「うさぎアザラシ!」

 

夏の終わり、兄は家を出て行った。

 

 

大きなため息をつく親父猫とうさぎアザラシを心配そうに見るおばちゃんだった。

 

 

続く

 

 

日が暮れて

 

暗くなっても

 

そのままで

 

こころせつない

 

思い出散歩

 

・・・by親父猫

夏と言えば・・カキ氷より・・親父猫!?「夏と言えばOO」コンテスト出品イラスト

 

コンテストに出したものです(●^ω^●)ゞ
熱風注意です。
 
暑苦しいオス3匹の暑い夏。
 


「ガウガウウウ!!!」(親父猫はん!愛してるっす!自分本気っす!一生大切にするっす!)
 
「喰われる!うさぎアザラシ助けろ!」
 
「はいっ!」
 
あわれ、親父猫にはタイガーの虎語は通じないのだった。
 
通じても受け入れられるかは、わからないが。
 


暑い夏
 
お腹いっぱい
 
かき氷
 
食べたいあまり
 
豆親父猫
 
by(妖怪力で豆サイズになった)親父猫

親父猫衝撃!奥さんおばちゃん猫登場!(後)

 

「親父猫、何で出て行ったりしたん?さみしかったわ~」

きゅるるん

 

かわいい顔をおおう髪は大阪のおばちゃんのシンボルの大仏頭。

さらにその上には大阪のシンボル通天閣のオブジェ。

 

そしてまたがっているのは・・・

 

「ぐおおおう!」

虎柄ではなく本物の虎!

 

「お・・親父猫さん、奥さんに追い出されたんじゃ?」

「う・・実は家出したのだ。 だっておばちゃん猫が虎なんか拾ってくるから;;」

涙目。

「ぐお!ぐお!」

虎の目は親父猫しか見ていない。

「そやけどタイガーちゃんこんな親父猫になついてるやん」

 

「ぐお~」

「なついてない!食おうとしてるんだ!」

(そうかな・・;タイガーさんの目は♡になっているような・・。求婚されてるんじゃ・・)なんて思ううさぎアザラシ。

 

その時・・

「どうしたの~?おばちゃん猫」甲高い声がして、角から女?が出てくる。

 

「紹介するは。親父猫が出て行ってしもてから、知り合って同居しだしたピンキーアザラシはん」

 

うさぎアザラシの全身の毛が逆立つ。

「に・・兄ちゃん」

 

「あれ?弟じゃな~い?お久♡」

 

「兄ちゃんて、お前の兄ちゃんか?;」

「う・・10年前実家から飛び出し行方不明になった兄です・・」

 

「あいかわらず真面目そうね。人生もっとエンジョイしないと~」

「うちとムッチャ意気投合してんねん」

 

「お前その人と再婚するのか?」

「いややわ~、うちは親父猫と離婚する気はないで。ピンキーアザラシはんとは女同士!」

「そ!女同士!」

 

「お前の兄ちゃん、おかまか?」

「う・・おまけに強烈なキャラです。昔はとんでもなく苛められていました;;」

 

「今度私たちこの近くに引っ越してきたからよろしく~♡」

「親父猫の住んでるとこ見せて^^タイガーちゃんと遊びに行くで」

「ぐうおおお」

 

凍りつく男2人。

 

 

続く

 

☆この話はファンタジーです

☆実際は虎はひらえません

☆実際は虎はワシントン条約で守られていて日本では個人で飼えません

☆おばちゃん猫のしている通天閣は模造品です。

実際の通天閣には、通天閣とは描いてません;

☆大阪の方ごめんなさい

☆実際の大阪のおばちゃんは虎に乗ってません。

☆私は京都人なので大阪弁が間違ってたらごめんなさい。

☆タイガーはオス

 

 

奥さんは

 

好きなんだけど

 

タイガーが

 

毎晩ふとんに

 

添い寝したのが別れの原因

 

・・by親父猫(字あまり)

親父猫衝撃!奥さんおばちゃん猫登場!(前)

 

暑さも落ち着いた夕方、散歩を楽しむ2人ち1匹。

 

「おばちゃん、走るとあぶないぞ」

「親父猫さんもですよ、道がデコボコしてるから・・」

 

おばちゃんばかり見ていた親父猫は、ふいに誰かにぶつかる。

 

「親父猫」

 

顔をあげたそこには・・・

「お・・おばちゃん猫!!!」

 

ダダダ~~~!

うさぎアザラシの背中に隠れる。

 

「親父猫さん?」

ファアアア~~~~!猫のおばちゃんが威嚇する。

 

「おばちゃん?」

「うさぎアザラシ!!おばちゃん猫が来た!」

「おばちゃん猫って・・」

 

道に咲く花をのんびり眺めていたうさぎアザラシが顔をあげると・・・

 

「あんた、うちの人の同居人か?」

 

おばちゃん猫を見た途端、うさぎアザラシの全身の毛が逆立つ。

 

 

続く

 

 

 

見つかった

 

おばちゃん猫が

 

やってきた

 

アンゴルモアの

 

恐怖の大王

 

by・・親父猫

 

 

 

 

キュンキュンせつないさわやかな午後のいちご気分

 

私の胸は寂しいイチゴ、甘酸っぱくてキュンキュンせつない、さわやかな午後の一粒の涙、それはイチゴの味
いつまでも唇に残る甘い思い出 
今はこのままさわやかな思い出の中生きていたいの
キュンキュン肉球がうずいて涙ポロリ
それはあなたにもらった甘酸っぱいイチゴの味
・・・byさわやか親父猫


さわやかにも慣れてきた2枚目です^^
うさぎアザラシもさわやかに夏毛仕様にしました♡

 

 

pcサイトでお仲間としているさわやかごっこ中の2枚目です。

本編親父猫とは何にも関係ありません^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真昼の疑惑、親父猫さんは同居人・・のはず

 

「すいません、管理人さん」

「う~む、うさぎアザラシさんは模範的な店子さんだからねえ、特別ですよ。

でも、ペットは2匹までにしてくださいよ」

「えっ、2匹?」

「ほら、あのパンツはいた猫と」

「いえっ、いえっ!親父猫さんはペットではありません!同居人です!」

 

 

 

「やれやれ、変な誤解はされていたけど、おばちゃんのことは許してもらえましたよ」

「良かったな、おばちゃん」

よしよし。

ポカポカする縁側に座り親父猫をまじまじ見つめる。

 

昨日も同僚が

「よっ、猫をひろったそうだな」

「はい、明日管理人さんに言おうと思っているんですが、許してもらえるかどうか・・」

すっかり飼うつもりの親父猫さん・・もしダメだとわかったら悲しむかも・・

(はあ・・)

 

「俺が1匹もらってやろうか?」

「?ひろったのは1匹ですが」

「前からいる方、ほれ、たしか親父猫とかいう名前の。

かわいいから俺、前から欲しかったんだよな」

 

「親父猫さんはペットじゃありません!!!」

 

 

・・・・趣味の釣り中意気投合していた親父猫さんが、奥さんに追い出されて転がり込んできてから一季節。

「どうした?うさぎアザラシ?」

「・・・親父猫さん・・同居人ですよね?(ペットじゃなくて)」

「あ?」

 

「いや、すいません!バカなことを聞きました。(仕事もして自立しているのに、ペットってことはないですよね;)

 

「ニャ~」

日差しを浴びポカポカなうさぎアザラシの膝におばちゃんが甘えてくる。

「おばちゃん、ずるいぞ」

親父猫も温かいお腹にもたれる。

 

ごろごろごろ

親父猫とおばちゃんの喉の音がこだまする。

 

(ペットじゃないですよね?親父猫さん;)

 

 

 

 

 

日が溜まり

 

ポカポカお腹

 

喉がなる

 

猫は猫でも

 

わしは親父猫

 

by親父猫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親父猫3・三日月のこぼれ落ちそうな夜、新しい家族との出会い

 

「親父猫さん・・・行きますよ」

「・・・・」

仕事の後、待ち合わせをして、買い物に行った帰り道。

 

見るからに捨てられた猫が1匹、あわれな泣き声を段ボールの中から響かせている。

 

「親父猫さん、行きましょう」

 

 

スタスタ段ボールに近づき開ける親父猫。

 

「ナーウ」

「猫だ。うさぎアザラシ」

 

「わかってますよ;」

「ナーウ」

 

「親父猫さん、うちは長屋ですから大家さんの許しがないと、ペットはダメなんですよ」

 

「・・・・」

(きつい言い方をしてしまったかな)

「親父猫さん?」

 

「名前は雌だからおばちゃんにしよう」

キラキラした目でうさぎアザラシを仰ぎ見る。

 

「・・・・・」がっくりするうさぎアザラシ。

「わかりました。 大家さんに頼んでみます」

 

 

 

 

 

三日月の

 

夜に出会った

 

黒い猫

 

愛おしくって

 

連れて帰ろう

 

 

by親父猫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親父猫とうさぎアザラシ2・桜の季節も終わり、ポカポカ陽気の朝に

 

「朝ごはんだぞ」

「あの・・・」

「共働きだからお惣菜ばかりでも文句いわない!」

「・・(お惣菜ならいいんだけど)僕、辛党なんで・・」

「そう言うと思ってキムチも用意したんだ。 気が利くだろ?」

(ご飯は・・? まあいいや、晩御飯は僕担当だから・・サバの味噌煮と菜の花とワラビのピリ辛あえ・・)

 

「今日の晩御飯はぜんざいにして」

「えっ・・・・」

 

 

親父猫と同居しだして1か月、血糖値が上がってきた気がするうさぎアザラシだった。

 

 

風吹いて

 

桜散るらむ

 

さみしくて

 

ぜんざい食べて

 

心ポカポカ

 

 

by親父猫

親父猫とうさぎあざらし・せつない早春の夜にブランコゆらり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満月に

 

ウサギ餅つき

 

せつなくて

 

冷たい風に

 

おしるこおいし

 

 

親父猫