アリスプレイ・卒業後の2人のその後

 

「こんなの恥ずかしいよ、優子」

「ダァメ、勝手に誤解して逃げた罰よ♡」

「優子~」

 

本当は嬉しいタクトだった。

 

 

 

日熊さんのサイトに投稿させてもらおうと考えたうちの1つ^^;

あまりにアホアホな2人に没。**

 

不思議の国の赤ずきんの1場面と構図が似てしまいました;

 

小道具失敗したのでモザイクかけたらえらいエッチに見えるなあ。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業後の2人

 

「どうして?先生・・」

僕はショックで震えた。

 

先生・・・元担任の先生の優子との結婚を両親に反対されて僕は家を飛び出した。

優子さえいれば僕は家族なんていらない。

 

貰った合鍵で扉を開ける。

優子と会えるときはいつも胸が激しく高鳴る。

 

「優子?」

急に心臓が凍りつく。

 

かわいい敷物のしかれた玄関に不釣り合いな男物の靴。

 

「たっ君?」

優しい音楽のような優子の声が奥から聞こえて、僕はたまらなくなって飛び出した。

 

「たっ君!」

 

 

 

大粒の雨が体を打つ。

濡れることなんてかまわない。

このまま肺炎になってしまえばいい。

優子に僕より他に、家に上げるような男がいたなんて。

きれいで優しい女神のような僕の先生。

 

この薬指の指輪は幻だったの?

 

その時

 

「バカね」

傘が差しだされる。

 

「先生」

「優子でしょ? 部屋に居たのは70代の管理人さんよ。ガスの調子が悪かったから見に来てもらっていたの」

「本当?!」

「バカなんだから。私にはたっ君だけなのに」

 

たまらなくなって僕は優子を強く強く抱きしめた。

 

 

 

「・・・・ここマンションの前なんだけど」

管理人のおじいちゃんの声も届かない2人だった。

 

卒業(高校教師・男女逆ハッピーエンド編)

 

卒業式が終わって、僕はとぼとぼと、校庭を横切った。

心を占めるのは羽村優子先生のこと。

綺麗で優しい年上の人。

 

告白した時の先生の驚いた顔。

変装して映画に行った初めてのデート。

それから修学旅行の時のたった1度の夜。

 

いいかげんあきらめないと、これ以上付きまとったりしたら先生の迷惑になる。

 

 

なのに思い出はループのように僕の心を圧倒する。

 

 

涙がこぼれそうで下を向いて校門を出ようとした僕はそこに立つ人の姿を初めてとらえる。

「先生!」

「私から卒業何てさせないわよ」

差し出される指輪。

「せ・・先生、僕でいいの!?」

「もう教師じゃないでしょ。優子って呼んで」

「優子・・」

桜の花びらががこぼれ落ちるように微笑んだ先生・・優子が顔を近づける。

 

幸せな僕たちはまわりのことなんて忘れて、いつまでも抱きしめあっていたのだった。

 

 

 

 

よこしまな片思い