リオ編は18禁です。

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あなたの腕の中でみる夢

ハッピーエンドのその後も

金色の夢の中で

1月31日
1月31日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金色の花が舞う、あの懐かしいアステリアの星の花畑で、あなたと過ごせた日々、とても幸せだった。



私は、新しいお母さんに妹が生まれたばかりで、お母さんは優しい人だったけど、家族から1人だけ、はじかれてしまったかのように、寂しかった。



私が心を許せたのは、記憶にも残っていないぐらい幼いころからずっと傍にいてくれた幼馴染の男の子の前でだけ。



身分の違いとかそんなこと、考えたこともなかった無邪気だった幼い私。



まさかあんな悲しい別れが来るなんて考えてもいなかった。



「バクちゃんのお嫁さんにしてね?」

「おうっ!」



ずっと忘れない。



つらい運命にもてあそばれても、あなたのことだけは、ずっとずっと。

 

苦い雨金色の夢の中で2

 

忘れない、ずっと。

過酷な現実の中でどんなに汚れてもあの金色の星で見た甘い夢だけは。

 

奴隷出身。

母親に捨てられて、父親にも愛されなかった俺を、無邪気に慕ってくれた金色の少女。

アルティーという名を古い女神の名でアルテミスと呼んでたっけ。

俺のアルテミス、俺の女神。

 

身分違いだと俺の父親は何度ももう会うなと言っていた。

アルテミスの義理の母親が亡くなったとき彼女の一家は引っ越しが決まった。

遠い首都の星で見合いも決まっているという。

「連れて逃げて。私ばくちゃんと結婚する」

俺は迎えにいかなかった。

行けるはずもない。

幸せにできる自信もないのに。

彼女は貴族同士で結婚する方が幸せだ・・そんなの詭弁でただ駆け落ちして、貧乏な暮らしをさせてそのうち嫌われるのが怖かった。

「ばくちゃーん」

宇宙ステーションで隠れて見送ろうとした俺を見つけて叫んだアルテミス。

逃げるように駅から出た俺に冷たい雨が責めるように降り注いだ。

 

あの時君を連れて逃げたら・・あんな悲しい運命に突き落とさないですんだのに。

ばかな俺の上に今日も苦い雨が降る。

仮)はかない夢